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テノヒラシンブン

グラフィックデザイナーがいろいろやってみるブログです。

【レザークラフト】生まれて初めてレザークラフトを作ったので備忘録をつけとく【初心者】

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レザーでキーホルダーを作る

出来上がった物からご覧いただきましょう。

こちらです!

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キーボルダーを作りました。思ったより形になったんと違うん?って思ってます。

前々からレザークラフトをやってみたかったんですか、何かと用意しなくてはいけない道具が多く、なかなか始められなかったんですけど、今回一念発起してやってみました。

といってコレで満足して三日坊主ってのも今まで私は散々経験しているので、今回はブログに書くというアウトプットを通す事で、よりやってやった感を出し、次に繋げようという算段でございます。

1.台紙作り

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教本の台紙をうちのポンコツプリンターでコピーします。押さえつけが足らんかったので影出まくりの、歪みまくりですが気にせず進めます。初めてなんで逆に失敗しまくった方がいいだろ精神です。

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厚紙にコピーした紙をのりで貼り付けます。

ご覧の通りコピーが歪んでいるので「勘」で形を補正します。フォースを感じてください。

2.レザーの下処理をする

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テキトーなハギレを用意します。

※ここから裏地を処理していますが、今回のキーボルダーにはまったく意味ありませんでしたので飛ばしても構いません。

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裏地にはトコノールを塗ると綺麗になるようなので塗り込みます。私が買っていたのはトコフィニッシュという製品なので、そいつを塗り込みます。ちなみに違いはわかりません、まあ、兄弟みたいなものでしょう。

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ガラス板(コップの底でもいいみたいです)などで伸ばします。上の写真は全然まばらですが、途中で折って挟んでしまう部分だと気づいたんで途中でやめました。

3.レザーに形を写して切る

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レザーに台紙をあてがい、キリでなぞりながら跡をつけます。

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全体に跡がついたらそれに沿ってカッターで切ります。玄人は革包丁なる道具を使うようですが初心者は多分カッターの方が切りやすいです。

それにしてもカッターが汚い……

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全部切り取ったところです。

何となく形になりましたね。あの狂った型紙にしては上出来じゃあないでしょうか。

4.縫う!

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重なる部分に接着剤を塗ります。

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キーボルダーなので適当な丸カンを通して、ペタッと貼り付けて下さい。次に糸を通す位置にガイド線を引きます。私はステッチングルーバーという道具で溝を掘っています。

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菱目打ちで穴を開けます。ハンマーでぶっ叩くんで結構な音がします。うちみたいに壁の薄いアパートだとヤバそうです。

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全てに穴を開けたら……

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縫っていきます。

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はい、完成。

結構簡単に出来ました。クオリティはご覧の通りお粗末なものですが、先にも言った通り思ってたよりは形になったような気がします。

このキーボルダーには私の実家のカギを装着しておきます。年に数回しか出番は無いのですが、いつか一流レザー職人になった時に、

「初めて作ったもの?今でも使ってますよ……このキーボルダーです」

という素敵なセリフを吐くために…

大人になると図画工作てあんまりしませんよね?今回童心に帰って作れたんで結構楽しかったです。

次はコインケース でも作ってみます。